犬雑記帳

どこにでもいる文系修士課程2年生の日常と感情の記録

〔当たってるようで当たってない?〕性格診断(特にMBTIもどき)の結果に対する考え方

こんにちは。

ネット上にあふれているMBTI診断(のようなもの)で、大抵、INTJINFPと診断されるinnu_inuです。

 

 

最近は、性格診断というものに非常に興味があります。

というのも、そろそろ就活をしなければならず、どのような分野・業界の仕事ならば私にもできるのか・・・ということを毎日悶々と考えているからです。

(なお、私は、現在修士課程2年生で、博士課程への進学予定はありません。現状、来年の4月からは、本物のニート生活が待っています、やばい。とはいえ、今就活することは、(指導教員の方針&存在&脅し&アカハラによって)不可能なのです。(できなくはないけど、バレないようにやる必要がある。もし就活によって修論執筆が遅れたり、書けなかったりすることがあろうことなら・・・そこは、地獄になるでしょうし、私は、この世にいないでしょう。。)

 

 

指導教員選びに失敗した私は、就職こそ、失敗したくありません。そこで、性格診断なるツールを使って、できる限りミスマッチをなくしたいと思っています。

 

 

 

そして、個人的に気になるのが、MBTI診断(もどき)です。色んなサイトで、この診断(もどき)をやってみたのですが、その結果は、INTJとでる場合と、INFPとでる場合があります。この2つの性格は、全く異なるものであるようです。両者の性格の特徴をみていると、どちらにも「当てはまる」と思うものと、「絶対に当てはまらない」と思うものが混在しているのです。

当たっているようで、当たっていない、という感じでしょうか。

ちなみに、使ってみた診断は、コチラです。

www.16personalities.com

※16Personalitiesは、本来のMBTI診断とはまるっきり異なるものであるそうです。ご利用になる際は、ご注意下さい。詳しくは、こちらの記事をご覧下さい。

www.j-cast.com

 

yuru-mbti.com

www.vivi.tv

16test.uranaino.net

mgram.me

 

 

 

 

 

この比較表が個人的にはわかりやすいなと思いました。

character-seikaku.memo.wiki

 

特に注目したいのが、INTJは、「強者に異議を唱えて挑む」とあるところ、INFPは、「弱者を励まして勇気づける」となっているところです。

この点、私は、両方やります・・・。小学生の頃からよく言われていたのが、「上の者に噛みつき、下の者(年齢などが下の者)に優しい」ということです。

大人になってからは、言うべき時はガツンと言うけれども(戦うべき時は戦う)、基本的には、そういう気持ちをグッと我慢して、おとなしくふるまうようになりました。

 

 

こういったことから私が考えたことは、以下の3点です。月並みな分析ですが、とりあえず書き起こしておきます。

まず、16タイプもあるとはいえ、はっきりと「あなたはこうである」と指針的に示せるような性格診断をすることは無理なのではないか、ということです。

人間の性格は、複合的で、複雑なものであると思います。きついことを言うからといって、やさしくないわけではありませんし、優しいからといって、その優しさが真性のものであるとも限りません。見方によっていろいろ捉えることができるほどに、人の性格は、複雑なものだと思います。

 

 

つぎに、人の性格というのは、その時々・状況で変わるものであるということです。

普段は物を言わないような、おっとりとした人でも、何かのきっかけで、激しく糾弾するような人になるかもしれません。現に、私の高校時代の同級生に、普段は、四六時中他人のことを批判して、自分のことを持ち上げるような言動をしていたのに、ある数日間だけ、それなりに優しい、攻撃性のないような振る舞いをしていた人がいました。これをサイコパスというのかどうかは分かりませんが、なんらかの要因(環境?出来事?)で、本人の性格のどの側面が強くでるかが変わってくるということがあると思います。

 

 

さらに、人の性格というのは、「社会性」によって他者と協調できるように修整されていくのではないかということです。

学校での集団生活や、アルバイトなどの「社会」における経験をとおして、『これは、この場面では言ってはいけないな』ということや『この場面では、こういう振る舞いが必要だ』ということが分かるということがあると思います。私自身、特にそのようなことを感じます(現に私に「社会性」があるか否かは、いったん置いておきます)。私も、いろいろな経験を経て、言いにくいことをいわなければならないときに、総合的な判断、例えば、相手との関係性(今後も継続していかなければならないのか?)や、その内容を発言する必要性の有無(今言わないといけないのか?それとも、相手が改善するのを待っていられるか?)、自分の状態の客観的評価(それを言わないことで、自分が悪い方向へと変わっていってしまうのか?)、より相手の感情を害さないような言い方があるのか、などを考慮するようにしています。

 

 

私が出した診断結果に関連して言えば、INTJという結果は、私のもともとの性格(修正前)で、INFPという結果は、他者との協調を考慮して修正された、社会における性格であるといえるでしょう。

したがって、2パターンの診断結果がでるのも、その結果に至るまでの質問内容に、それが社会性が問われるようなものであるか(他者に対する対応など)、プライベート空間における自身の振る舞いが問われるようなものであるかといった違いがあるからであると思います。

 

 

 

そういうわけで、性格診断というのは、当たっているようで当たっていないのではないか、という私の意見でした。

私の場合、INTJとも言い切れないし、INFPとも言い切れないと思います。時と場合によって、対応も変わってくるものですからね~。

ま、この記事を読むと、自分はINTJ寄りなのではないかとすら思えてきます笑

www.everythingofneet.com

 

 

この種の性格診断は、ズバリあなたはこの性格です!と言い切れないにしても、自分の性格の特徴をピックアップするのには、適しているのかもしれませんし、異なる結果のなかで共通する項目を取り上げて、自己分析の材料とするのにも役立つかもしれません。

現に、私がこれまで『この職業に就くかぁ』とぼんやり考えていた職業が、どちらの性格であっても不向きだ、ということが判明しましたねぇ・・・(個人的にも、なんとなく気乗りしなかった)。